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食欲が止まらないのはなぜ?2種類の食欲を克服せよ

ダイエットに食事制限はつきものですよね。しかし、食欲が止まらなくて困っている、という人も多いのではありませんか?

実は、ダイエットをしている人が克服すべき食欲は、二種類存在するのです。この二種類の食欲は、必ずしも胃が空っぽになったから発生しているわけではないのです。

この二種類の食欲を克服することで、ダイエットは成功するといっても過言ではありません。

「二種類の食欲とは何か?」「どうやってそれらの食欲を克服すべきなのか?」等を、今回ご説明します。

食欲には生理的ものと感覚的なものがある

実は、食欲には二種類存在することをご存知でしたか?食欲には、「生理的な食欲」と「感覚的な食欲」の二つが存在します。

食欲が止まらないと嘆いている人は、これら二種類の食欲について知り、そのメカニズムを理解する必要があります。食欲が起きる理由を知らなければ、食欲をコントロールするのは難しいですからね。

まずは、「生理的な食欲」・「感覚的な食欲」とは何なのか、なぜこれらの食欲が起きるのか、ご説明しましょう。

「生理的な食欲」は食欲中枢が刺激されて起きる

食欲は、満腹感と密接に関係しています。満腹感を感じることが出来なければ、人間は食べることを我慢することは難しいです。

人間の脳には、空腹感を感じ人間に食べるのを命令する「食欲中枢」という部分と、満腹感を感じ食べるのを止めようと命令する「満腹中枢」という部分があります。

これら食欲中枢・満腹中枢の二つがバランスを取ることで、食欲はコントロールされているわけです。

人間は、空腹を感じると体内の血糖値が低下し、身体に蓄えている脂肪を分解してエネルギーを作り出そうとします。この脂肪を分解するときに「遊離脂肪酸」というものができます。

「遊離脂肪酸」が血液中に増えてくると、食欲中枢にこの情報が送られることで、人間は空腹感を感じるようになっているのです。

「感覚的な食欲」は記憶を刺激して起きる

「感覚的な食欲」は、人間の五感から入った情報が記憶を刺激することで起こります。

分かりやすい例えをしたら、テレビの旅・グルメ番組を見ていたら食事の直後なのに食欲を感じた、という経験でしょうか。このような経験は、誰しもがあると思います。

また、五感を通じて記憶は想起されるものなので、視覚に限らず美味しそうな匂いを嗅いだだけで空腹感を感じることもあります。

道を歩いていたらカレーの匂いがしてきて、お腹が空いた、という経験がある人もいるでしょう。また、中にはステーキの焼ける音で空腹を感じたことがある人もいるかもしれませんね。

このように、人間は脳が非常に発達している生き物なので、脳が空腹を感じると実際は満腹であっても食欲を感じることがあるのです。

どうすれば食欲を抑えることができるのか

食欲には二種類あることをご説明しました。では、これらの食欲はどうやって抑えることができるのでしょうか。

二種類あるので、二つの対策を取れば良い、というものではありません。対策としては、複数のものが必要です。

また、この対策はこの特定の食欲にしか効かない、というものでもありません。感覚的な食欲・生理的な食欲の両方とも、結局は脳に情報が行き届いて空腹感を感じる仕組みになっています。

簡単に述べてしまえば、脳に空腹を感じさせなければ良いわけです。そのための方法を、ご説明します。

食べ物を見える範囲に置かない

食欲を抑えるために、まずは食べ物を見える範囲に置かないようにすることが大切です。食べ物を周囲に置かないことで、食べ物の情報が脳に届かないようにするのです。

見える範囲に食べ物を置かないだけでも、不必要な食欲はかなり抑えることができます。

また、食料品の買い物をする際に、まとめてたくさん買ってしまうのではなく、必要なものを必要なだけしか買わないようにすることも有効な手段です。

必要な分しか買わないのであれば、食べようとしても肝心の食べ物が無いわけですから、食欲に惑わされることもなくなります。

この方法は、特に感覚的な食欲を抑えるために役立ちます。五感に惑わされて不必要な間食が多い人に特におすすめできる方法です。

食物繊維をたくさん取る食事をする

食物繊維がたくさん入った食事を取ることも、食欲を抑えるためには大切です。食物繊維の入った食事は、腹持ちが良くなるので、お腹が空きにくくなるのです。

また、血糖値が急激に下がることを防ぐことができます。これにより、満腹なのに血糖値が下がってしまって食欲が湧いてしまう、ということも無くなります。

では、どんな食品に食物繊維が多いかというと、ゴボウや海藻類、キノコなどの植物性食品です。食物繊維は糖質の吸収を緩やかにして、血糖値の急激な上昇を抑えてくれるのです。

食物繊維にも不溶性食物繊維、水溶性食物繊維と二つの種類があるのですが、どちらの食物繊維も腹持ちを良くしてくれる作用を持っています。

空腹を感じて間食してしまう、という人におすすめです。

ジャンクフード等の偏った食生活を止める

ハンバーガーやコンビニ弁当、スナック菓子等のジャンクフードは、気安く買うことができるうえにすぐにお腹を満たしてくれる、便利な存在です。

しかし、こうしたジャンクフードの食事ばかりをしていると、身体に必要な栄養素を十分に取ることができないのです。

その結果どのようなことが起きるのか。それは、必要な栄養素を摂取していないと身体が判断し、食欲を湧かせて必要な栄養素を摂取しようとさせることに繋がってきます。

ジャンクフードは高カロリーで脂質も大量なものが多く、健康的といえる食事ではありません。

そのため、ジャンクフードを主食として食べる生活は避けたほうが良いのです。これはダイエットの成功に繋がりますし、自身の健康のためにも大切なことです。

過度の食欲を抑えることはダイエットの基本

ダイエットを成功させるためには、過度の食欲を抑えることが必要です。過度の食欲はダイエットの成功のカギになるだけではなく、健康になるためのカギになるとも述べることができます。

そのため、食欲を制する者はダイエット・健康を制する者といっても過言ではないのです。

しかし、どんなことにも適切な加減があります。過度の食欲に振り回されることはもちろん、過度の食欲制限も身体の調子を崩すもとです。あくまでも「適切さ」が大切なのです。

いかにストレス無しに食欲を抑えるかが肝

食欲は本来、人間の身体が「栄養が足りない」と主張しているから発生するものです。その主張を否定して食欲を制限するのですから、ストレスが溜まる行為であることは容易に考えられます。

このストレスは大きなものであるので、食欲を制限し続けることは難しいものといって差し支えないでしょう。

しかし、ダイエットには食欲制限が必要であることが多いです。そこで問題になってくるのが、「いかにストレス無しに食欲を抑えるか」ということです。

いくらダイエット中で食欲を制限しなければいけないといっても、楽しんで行うことが大切です。例えば「今日どれくらい食欲を我慢したか」を点数にして、ある一定の点数がたまったら自分にご褒美として間食を許してあげるなど、食欲制限をゲームにしてしまうのも良いですね。

過度の食欲制限は体調を崩すもとになる

ダイエットには、確かに食欲を制限することが必要になる場合もあります。しかし、食欲を制限することが必要であるからといって過度に制限すると、様々な弊害があります。

例えば、必要な食事を取らないことで起こってしまう栄養失調。食欲はそもそも生き物である人間の生存を続行させることを目的として存在する、必要不可欠な欲望です。

それを、必要な食事を取らない等過度に制限すると、必要な栄養が足りなくなり、栄養失調で倒れてしまう場合もあるのです。

また、身体に良いからといって同じ食事しかとらないのも身体に悪い影響を及ぼします。このような場合でも栄養失調になる可能性があるばかりか、食事の楽しみが無くなり、ストレスを感じるようになってきてしまいます。

食事は生存のために、またストレス発散のためには必要な行為だと認識することが、健康的なダイエットの秘訣なのです。

まとめ

これまで、食欲のメカニズムと食欲の制限方法等についてご説明しました。

大切なことは、「食欲は脳が感じているものがほとんど」であるということです。脳が食欲を感じているわけですので、本当に胃が空っぽなのかは別だということができます。

胃が空っぽの場合は食事が必要ですが、そうでない場合は脳が食欲を感じているだけなので、我慢できる食欲だということです。

生理的な食欲と感覚的な食欲を理解し、自分のなかで把握することによって、健康的な食欲制限が初めて可能になると考えても良いでしょう。

食欲を感じたときに、「これは生理的な食欲なのかな?それとも感覚的な食欲なのかな?」と自分で判断するクセを身につけましょう。

脳にだまされずに適切な時に適切な食事を取ることが、ダイエット成功の秘訣なのです。