本当に痩せるダイエットメソッド

断食は痩せない?断食の本来の目的と痩せないと感じる理由3つ

断食というのは近年広がってきたダイエット方法で、断食専用の施設などの専門機関も多くつくられるようになりました。1週間程の断食で3kg痩せるなど、数あるダイエット方法の中でも即効性が高いといわれている一方で、すぐにリバウンドしてしまう、そこまで効果がなかったという声もあります。

断食ダイエットはリバウンドのリスクが非常に高いですが、行う必要性はあるのでしょうか。そこで今回は、断食ダイエットの本来の目的をご紹介したいと思います。また、断食ダイエットをしても痩せない理由も解説するので是非参考にしてください。

断食ダイエットをしても痩せない理由

まず、断食ダイエットをしても痩せない理由についてご紹介します。断食という名前である以上、食事を抜いたダイエット方法であり、リバウンドのリスクも非常に高いダイエット方法です。そのため、断食ダイエットのやり方を間違えてしまうだけでも効果が薄れたり、すぐにリバウンドしてしまい、失敗へ繋がります。

この章では、そもそも断食ダイエットの効果がなかったケースと、痩せたけどリバウンドしたケースも含めて「痩せない理由」として解説していきたいと思います。

間違ったやり方で行っているから

断食ダイエットは基本的に、数日間固形物を摂取せずに野菜ジュースや酵素ドリンクなどの水分のみで過ごします。期間は3日間から1週間程度など人によってさまざまですが、モデルや女優さんになると1週間程続ける方が多いそうです。

断食ダイエットの方法である「水分のみで過ごすというやり方」が知られすぎてしまったため、栄養価などを一切考えずにただ水だけで過ごそうとしたり、水分のみだからと甘いジュースで行うなどやり方を間違えたことで効果がなくなってしまう恐れがあります。

また、栄養価を考えずにむやみに断食をしてしまうと、身体が飢餓状態になったと誤解してしまい、必要以上に体重を減らさないように栄養をできる限り吸収させようと動いてしまいます。そのため、思った以上に痩せなかったり、痩せたとしてもすぐにリバウンドしてしまうだけでなく、身体の栄養吸収率が高くなってしまい太りやすくなってしまう恐れがあります。

空腹に耐え切れずに食べてしまう

断食期間中は、水分はいくらでも摂って良いということですが、固形物を食べることはできないので、空腹感との戦いになります。一度経験したことのある方は、ネットにある食べ物の写真を見ただけでどうしようもなく食べたくなったり、断食が終わった後に何を食べるか必死に考えて過ごしていた経験はないでしょうか。

断食する期間にもよりますが、最低でも初日と2日目はひどい空腹感に悩まされてしまうと思います。3日目以降は慣れてくるそうですが、それでも少しの誘惑があったら食べてしまう方も多いのではないでしょうか。

このように、断食期間中にどうしても我慢できず、または周囲の人からどうしても断れずについつい食べてしまえば痩せることができないのも当然ですよね。断食の空腹感に耐えられなければ効果を得ることは難しいでしょう。

体調が悪くなるなどトラブルが発生して中断してしまう

断食ダイエットを行うと、大体断食2日目くらいに頭痛などの不調が表れます。一見栄養不足の不調に思えるかもしれませんが、これは普段蓄積してしまった添加物が原因だったり、急激に脂肪燃焼力が上がったことによる好転反応だといわれています。

もちろん、過度な体調不良が発生した場合はすみやかに中止するべきですが、頭痛に関してはファスティング中によくある好転反応、つまり身体が良い方向に向かっているという証だそうです。

アミノ酸やマグマソルトなどを摂取すれば軽減できるそうですが、頭痛に耐え切れずに中止してしまう方も多いと思います。しかし、ある程度の頭痛であれば身体にとって良い反応なので、多少我慢しつつ続けることが大切です。好転反応であれば2日から3日程度で治るそうなので、それ以上症状が続く場合は速やかに断食を止めましょう。

断食ダイエットを正しく行うためには

断食ダイエットは食事を抜くというダイエット方法なので、一歩間違えれば栄養失調になってしまったり、リバウンドになってしまったり、さらに今後太りやすい身体にもなりかねません。大切なことは、断食ダイエットを正しい方法で行うことです。

そこで次に、断食ダイエットを正しく行う上で気をつけるべきことを解説したいと思います。断食ダイエットは独自でやるには、ダイエット面はもちろんですが健康面でもリスクが高いダイエット方法なので、必ず正しいやり方を厳守して行うようにしてください。

断食前後に回復食の期間を必ず設ける

断食ダイエットで一番大切なのは、断食の前後に回復食を食べる期間を設けることです。断食の前日1日、そして断食終了後は断食期間と同じ日数の回復食期間を設けるようにしてください。回復食で食べても良いものは、野菜や発酵食品など糖質や脂質、塩分が少ないものを食べるようにしてください。

間違えてもお菓子や脂っこいお肉や揚げ物、味付けの濃い食事はこの期間に摂らないようにしてください。血糖値が急激に上がるのもなるべく避けたいので、白米や小麦粉類の摂取も控えることをオススメします。お米を食べる時も玄米や雑穀米が良いですね。

ちなみに回復食にはお粥が良いといわれていますが、お粥も回復食1日目はお米に対して10倍程度の水で炊いたお粥にして、徐々に水の量を減らしお米の量を増やすようにしてください。回復食は消化しやすいものであることが大前提です。

断食で使用するものは必ず栄養価の高いものにすること

ヨーグルト断食、野菜ジュース断食など、リーズナブルにできる断食ダイエットもありますが、正直オススメできません。ヨーグルトは脂質が含まれている上に、市販で販売されているヨーグルトのほとんどは乳酸菌が胃酸に負けてしまい腸まで届かないといわれています。消化の負担にもなりますし、便秘解消などの効果も期待できないとなると栄養価がそこまで期待できません。

一方、野菜ジュースは加熱処理されているものが多く、糖類などで味が整えられています。野菜に含まれるビタミンなどの酵素は熱に弱く、野菜ジュースになっている時点で栄養はほぼ破壊されているので栄養補給で飲んでもあまり意味がありません。

断食ダイエットは、断食中に飲む飲み物の栄養価も考慮する必要があり、オススメは酵素がたっぷり含まれた酵素ドリンクか、フルーツなどを低温処理して作られたコールドプレスジュースです。断食中のわずかな栄養補給源として、栄養価の高い飲み物を選ぶようにしましょう。

断食ダイエットの目的は「痩せる準備を整える」

断食ダイエットは短期間で大幅なダイエット効果が期待できますが、断食ダイエットは実際に体脂肪が痩せたわけではありません。代謝が良くなり体内の水分循環がスムーズになったことによってむくみがなくなり体重が減ったと考えられます。

そのため、ダイエットに直結するというよりも、体内の老廃物を排出させ内蔵機能を整え、代謝を上げるためのダイエット方法といえます。つまり、断食ダイエットはダイエットをよりしやすくするための準備期間ともいえます。

断食ダイエットは、メインのダイエット方法にするのではなく、本腰入れてダイエットをする前に身体を整えておく準備と捉えておくべきでしょう。代謝を整え身体の循環をスムーズにすることで、より体内の脂肪を燃焼しやすくすることができます。

まとめ

断食ダイエットは、食事を抜いて水分だけで過ごすというダイエット方法であり、辛い思いをした割にはあまり効果がなかったり、効果があってもリバウンドをしてしまうなど非常に成功しにくいダイエットとして定評があります。

しかし、断食ダイエットをする上で一番大切なのは、断食ダイエットで痩せるのではなく、断食ダイエットでダイエットをより効率良く行うために身体の準備をすると考えることです。断食ダイエットは身体の中を空っぽにして老廃物を排出し、身体のあらゆる循環をスムーズにさせるので代謝機能をアップさせることができます。

断食ダイエットで痩せた分の大半はむくみや老廃物がなくなった分なので、脂肪を減らすのはむしろ断食ダイエットの後からと思うべきでしょう。ダイエットの準備期間に是非実践してみてください。