本当に痩せるダイエットメソッド

2か月で-11㎏!斉藤由貴さんのダイエット方法と問題点

斉藤由貴さんと言えば、80年代を代表する元アイドル。その後は歌手や女優、ナレーターとして活躍されていますよね。最近ではW不倫のスキャンダルが記憶に新しいところですが、その記者会見では、50歳とは思えない美貌も印象的でした。

スタイルだって抜群の斉藤さん。けど今(2018年)から8年ほど前は、かなり太っていたそうなんです。当時の映像がまだネットに残っていますが、お顔や二の腕はパンパン(失礼!)。これに危機感を抱いた斉藤さんは、本格的にダイエットを始めることに。その結果、たった2か月で11㎏もの減量に成功しました。斉藤さんは、一体どんな方法で痩せたのでしょうか。短期間ダイエットの危険性も含めて、解説したいと思います。

斉藤由貴さんが行ったダイエットとは?

2か月で11㎏痩せるというのは、尋常なことではありません。尤も90㎏を超えるような極端な肥満なら話は別ですが、斉藤さんの場合、ピーク時でも58㎏。ちなみに身長が161㎝ですから、太ったとは言えど、標準体重より少し重い程度なのです。

一般的に、1か月に減量して良いのは現体重の5%まで。斉藤さんは、この限界値の倍近いダイエットをしていたわけです。それだけに、ダイエット中の生活は極めて過酷。斉藤さんは、極端な食事制限と運動で、摂取カロリーと消費カロリーの両面からアプローチしていました。

きっかけはお父様のひと言『背中丸くなったな』

そもそも斉藤さんがダイエットを決意したのは、お父様の何気ない一言がきっかけでした。バラエティ番組に出演している斉藤さんを見て、「最近、由貴の背中丸くなったな」と呟かれたとのこと。何でも、普段のお父様はとても物静かな方らしく、そういうことは滅多に言わないそうなんですね。

これを聞いた斉藤さんが、「あの寡黙な父が仕事のことで発言するなんて、コレは相当だぞ」と危機感を抱いたのだとか。それまではさほど気にしてなかったというのも、マイペースでおっとりした斉藤さんらしいエピソードですね(笑)。しかしその後は一転。女優魂に火が付いたのか、斉藤さんは猛烈な勢いでダイエットに取り組み始めます。

過酷!1日300kcalの食生活

斉藤さんは、まず“摂取カロリー”を切り詰めました。1日に摂取したのは、何と僅か300kcal!一般的に、成人女性の場合最低1,500kcalは必要と言われているので、明らかに度を越えたダイエットです。毎日1,200kcalも不足しているわけですからね。ご本人が翌年テレビ番組で当時のことを述懐したのですが、聞いたタモリさんも驚いていましたよ。

具体的な食生活は、朝にコラーゲンドリンク(『天使のララ』)、昼こんにゃくゼリー、夜味噌汁のみという、耳を疑うような内容。これにプロテインや低脂肪乳、生野菜、ビタミンサプリなどを補充して、合計300kcalまで制限していたそうです。300kcalって、言い換えると菓子パン1個とかポテトチップス半袋とかのレベルですよ。そんな食生活をしながらジム通いもして、ランニングマシンやペクトラルフライで汗を流していたというのですから恐れ入ります。

痩せたことで美しさが蘇り、演技にも幅が

2か月の短期間とは言え、こんな生活を送っていたら当然痩せます。結果11㎏の減量を見事達成し、58㎏だった体重は47㎏にまで減ったのでした。この後斉藤さんは『陽はまた昇る』というテレビドラマに出演されているのですが、見違えるほどスッキリとした体型になっていましたね。

また痩せたことで、その後の女優業などにも良い影響があったそうです。太っていた頃は柔和で優しい“お母さん”の役ばかりだったのに、ラブロマンスのヒロインや悪女役のオファーが来るようになったとの事。そして出世作『スケバン刑事』以来の充実期を迎え、斉藤さんは50歳で再ブレイクを果たします。例えばアルバムを制作したり、チケット即完売のコンサートを行ったり。大河ドラマや映画にも出演して、数々の賞を受賞したのです。

一方で失ったモノも。短期間ダイエットの危険性

しかし、良いことばかりではありませんでした。痩せ方があまりにも急激だったため、体が栄養不足になっていたんですね。確かにスリムにはなりましたが、肌は少しカサカサしてシワが増えましたし、髪も潤いやツヤに欠け、パサパサとした感じ。

斉藤さん自身も、その点は気にしていたご様子。当時の雑誌の取材では、「ネットの掲示板などに“すごい老けた”って書かれてて(笑)。ダイエットは難しいですね」とコメントしています。また危険なダイエット方法なので、決してお勧めはできないとも仰っていました。

急激なダイエットは“老化”を早める

また一般的にも、過激な短期間ダイエットは“老化”を早めると指摘されています。食事は健康の基本ですから、ここをおろそかにすると大変なことになりますよ。肌や髪などの美容面はおろか、骨粗しょう症や無月経、低血圧、不整脈などの健康被害が現れやすくなるのです。さらに深刻になると、過食症や拒食症などの摂食障害を引き起こす場合だってあるんです。

単純な話、食べないでいると、必要な栄養素が体に届かなくなるわけですからね。肌細胞や毛根は、食事で摂り入れた栄養をもらって新陳代謝を行い、新しい角質や毛髪を作り出しています。栄養不足でこの働きが妨げられるのですから、肌や髪が傷むのは当然のこと。急激なダイエットは、体を内側・外側の両方から老化させてしまいます。

生理不順、肌荒れ、薄毛…。代償は大きい

現在“妊活”中、または近い将来出産の予定があるという方は、特に注意が必要です。なぜなら短期間ダイエットは、『生理不順』を招きやすいからです。急に栄養不足になると、体が危険と判断し、卵巣の活動を停止させてしまうのですね。いわゆる“無月経”の状態です。当然女性ホルモンの分泌が少なくなりますから、妊娠しにくくなるだけでなく、肌荒れや薄毛の問題も生じます。どんどん“女性らしさ”が失われていくのです。

また一度卵巣の働きが鈍くなってしまうと、これが正常な状態に戻るまでにかなりの時間を要します。無月経をそのままにしておくと、最悪の場合『不妊症』になったりもするんですよ。このようなリスクを考えれば、妊活中にダイエットなどするものではありません。するにしても、緩やかで無理のない方法を取るべきです。

また短期間ダイエットでよくある症状の一つが、『びまん性脱毛症』。びまん性脱毛症とは女性版AGA(男性型脱毛症)のことで、頭頂部を中心に髪全体が薄くなる特徴があります。その原因は様々ですが、毛根への栄養不足や女性ホルモンの減少などが深く関わっているんです。間違ったダイエットで薄毛になり、AGAクリニックに通わざるをえなくなった方もいるほど。急なダイエットには、このような代償が付きまといます。くれぐれも斉藤さんのマネはしちゃいけませんよ。

まとめ

今回は、斉藤由貴さんが2か月で11㎏痩せたというダイエットの中身と、その問題点などについてご説明いたしました。いかがでしたでしょうか。斉藤さんが痩せたのは40代の半ばでしたが、一般的にこの年代はホルモンバランスが不安定になる時期ですからね。ただでさえ体の不調が現れやすいのに、こんなダイエットをするのは危険すぎます。「重篤な健康障害を発症する可能性もあった」と指摘する医師もいたくらいですから。

  • 斉藤由貴さんが、お父様の一言で始めたダイエット。1日300kcalの食生活により、2か月で11㎏の減量に成功。
  • 痩せてスリムになったことで、仕事面では大活躍。けど無理がたたって、シワが増え、髪もパサパサに。
  • 急激なダイエットは老化を早めるもの。生理不順にもなりやすいので、妊活中の女性は特にNG!
  • その他肌荒れや『びまん性脱毛症』など、美容上の問題点もある。ダイエットするなら、緩やかで無理のない計画を立てよう!